おかげさまで傷病手当金を継続給付頂けることになり、色んな手続きも無事期限までに完了しました。
これでまた前向きにリハビリに取り組むことができるようになりました。

・・・と格好いいことを書いてますが、やはり「一生足は治らないのではないか?」「娘の学費はどうしよう?」「また働けるようになるんだろうか?」と不安な気持ちは強く、夜は眠れないことが多かったのがこの時期です。

「杖を買おうかな・・・」

そう思ったのもやはり弱気になってきていたのでしょうね。
この時期、義母さんのガンが見つかり通院・入院が必要になったこともあり、少しでも家内の負担を減らすためには単独で外出できるようにならないといけませんでしたし・・・

そんな思いでいた1月第3週、自身の変調に気がついたのです。
急に食欲が沸いてきました。
特に肉が食べたくて食べたくてしょうがありません。

体型的にデブなDecoなのですが、実は元々食はそんなに太くなく、更に倒れた後は細くなっていました。
あっさりとしたもので充分で、肉類は気分が悪くなることもあったくらいです。
それが、急に猛烈に肉が食べたくなってきたのです。家内に頼んで肉を多めに買ってきてもらいました。

そして1/21の朝・・・
いつものようにベットから降りようとしたら、左足が以前のようにちゃんと床に下ろせて、そのまま立ち上がることができたのです!そして、左足を踏み出すと・・・ちゃんと前に出るようになってました!

「ウソだろう?夢かな?」

と、思って廊下を歩いても普通に足が出ます。
今まで手すりにつかまって右足だけを前に出して一段づつ降りていた階段も、少々危なっかしいですが両足を使って降りられました!

リビングにいた家内に「歩けたよ!歩けるようになった!」と声をかけました。

家内も言葉には出していなかったが「この人はもう一生歩けないのかも・・・」と思っていたらしく、あまりのことに目を見はっていました。

歩けるようになった理由は、正直よくわかりませんが、「損傷した部分(脳や神経)のバイパスを体内で作る復旧作業を身体が進めていて、それがある日突然繋がるという事があり得る」と医師にも言われました。

肉を食べたくなったのも、工事の仕上げにエネルギーを補給しろという影響だったのでしょうか?
「日々リハビリを諦めずに続けていなければ、身体も治す必要性を感じなかったかもしれない。諦めなかったお陰ですよ!」

そう医師に言われて、諦めなくて良かったと本当に思いました。

2012年末にどん底の状態で誓った言葉

「家族のためにも、もう一度歩けるようにならなくてはいけない!
必ず歩けるようになると信じて、最後まであきらめず不可能を可能にするぞ!」


この言葉が実現しました。あまり好きな言葉ではないのですが、奇跡だったのかもしれません。


奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!!
”奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!!

エンポリオ・イワンコフ 『ONE PIECE』より


世代的にあまり読まない漫画なのですが、ONE PIECEに、こんないい言葉があるそうです。

大切なのは最後まで諦めない事。どんなに辛い状況でも未来を信じる心の強さが不可能を可能にする。信じる力が勇気になるんだ。
って、ウルトラマンも言ってたなぁ~

倒れてから4ヶ月、やっとまた足を踏み出す事ができた喜びは、今まで生きてきた中でも最上のものでした。