我が家に2匹の赤ん坊ネコが来ました。

事の起こりは2週間前、娘の友達が段ボールに8匹の赤ん坊ネコが捨てられていたのを、不憫に思い拾ってきて里親捜しを始めたことからでして・・・
猫が大好きな我が家の住人が見過ごせるはずもなく・・・
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義姉の家とうちで1匹ずつもらうことになり、とは言っても義姉の家でまだミルクで下の世話もしないといけない赤ん坊ネコは育てられず、実績のある(1回だけなのですが・・)我が家で2匹を育てることに^^;
ひとまずケージを用意して、3~4時間毎にミルクと下の世話をします。
ミルクを飲ませたら、だいたい寝てしまうので、下の世話をしてからミルクが順番です。
ケージの中には、40℃くらいの温水をいれたペットボトルにタオルで巻いただけの簡易型ヒーターをいれます。
これは母ネコのぬくもりを疑似再現しているのですね。
今は夏ですが、夜や、昼間でもリビングでクーラーを付けると、結構赤ん坊ネコの体感温度としては寒くなってしまうこともありますので室温管理は気を使います。

また、義姉家に一度顔見せに連れて行った際は、車にケージを積んでつれていきましたが、この季節では曇った比較的熱くない日を選んでも、車内温度がかなり上がります。
体温管理ができない赤ん坊猫にとっては、熱中症のピンチです。
車中の空調は、場所により結構温度ムラがあるので、ケージ内部の温度がどうなっているのかがわからないと大変心配でした。短時間でも家より過酷な環境ですから、温度だけではなく、湿度も計って、ケージ内部の乾燥状態もチェックしたいですし・・・
そこで新兵器!

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と言うか、先日 センシリオン社から頂いた"CMOS温湿度センサー”のデモ品(写真左)とセンシリオン製温湿度センサー内蔵のBraveridge社”ワイヤレス温湿度センサーモジュール”(写真右)を使わせて頂く事にしました。
このセンサー、スマホにも搭載され世界的なヒットになってるそうです。
とにかくセンサー部分が小さい!2mm角程度です。
詳しくはこちらで→CMOSens®技術

このサイズで、温度、湿度、そして露点を表示できます。
で、このデモユニットが秀逸なのは、Bluetooth4.0でiPhoneと通信して複数のセンサーから信号を受信できるのです。

ここで閃いたDecoは、早速ケージ内部に、こんな感じで2つ配置してみました。
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iPhoneで拾ったデータは、こんな感じの画面で表示されます。
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センサーモジュールに、好きな名前を付けることもできるので、管理しやすいですね。
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こんな風に一画面で複数のセンサーデータを表示させることもできます。
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更にこんな感じでログを取る事もできるので、環境温湿度変化を追うこともできます。
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我が家に来てから早いもので2週間が経ち、お陰様で赤ん坊ネコ2匹はすくすくと大きくなっています。
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なかなか面白いアイテムを提供頂いたセンシリオンさんに、この場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。
この温湿度センサー、他にも色々と用途がありそうですね。
読者の皆さん、何かアイデアがあったら教えて下さいね。

【猫と暮らす】 by Deco EZ-Japan