EZ-Japan BLOG since 2017 真・MFC千夜一夜物語

EZ-Japanブログは、真・MFC千夜一夜物語という流体制御機器=マスフローコントローラ(MFC)の解説記事をメインに、闘病復帰体験、猫達との生活が主なコンテンツです

EZ-Japan(イージージャパン)

日工セミナー2019「微小流量計測の動向と選定事例」で講師を務めます!


マスフロー千夜一夜物語<質量流量計の基礎>の連載にてお世話になっている日本工業出版(株)主催の 日工セミナー2019「微小流量計測の動向と選定事例」 で、微小流量向け質量流用計解説のお時間を頂き、講師を務めさせていただく事になりました。

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<以下日工セミナーHPから引用>

<開催日>
2019年10月30日(水)13:00~17:30

<会場>
東京会場 日工セミナールーム東京(東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビルB1)
大阪会場 日工セミナールーム大阪(大阪市中央区平野町1-6-8 メロディーハイム1F)
福岡会場 リファレンス博多駅東ビル(福岡市博多区博多駅東1-16-14)

<参加費>
30,000円 税別(テキスト含む)
*3名以上ご参加の場合お一人25,000円 税別
*関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
    関連書籍(1)「最新の計測制御機器2019」(月刊「計測技術」2019年1月増刊号) 2,000円 税別
    関連書籍(2)「渦流量計の創造」 1,500円 税別

<定員>
東京会場24名 大阪会場16名 福岡会場12名

<主催>
日本工業出版(株) 月刊「計測技術」

<演題>
14:30~15:30 「最新微小流量計の傾向と導入事例」 EZ Japan 黒田 誠 
*最近製品化されている微小流量レンジを対象とした質量流量計(コリオリ式、熱式)の詳細な解説を中心に、それらを用いた新しい流体制御事例を紹介する。

今回は産総研のチョン カー ウィーさんを始め5名の講師がお話をさせて頂くのですが、Decoも”EZ-Japan 黒田”として、上記の演題でコリオリ式・熱式流量計、特に液体微小流量をターゲットにした製品紹介と、そのアプリケーション例をご紹介させていただく事になりました。

興味をお持ちの方は、是非ご聴講下さい。

お申し込みは上記URLリンク先へ、詳細お問い合わせは以下までお願いします。

日本工業出版(株) セミナー事業部 
本社
〒113-8610 東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビル
TEL.03-3944-1181 FAX.03-3944-6826


宜しくお願い申し上げます。

EZ-Japan 代表 黒田 誠

EZ-Japan 夏季休暇のお知らせ

EZ-Japanは8/10(土)から18(日)まで夏季休暇を頂いております。

ご好評いただいております本ブログ ”真・MFC千夜一夜物語” の次回更新は、8/20(火)を予定しております。

猛暑が続きますし、台風10号も大きな勢力で向かってきております。
どうぞ無理をせず、水分補給としっかりした食事をとって、安全第一でこの猛暑を乗り切ってください。

以上/EZ-Japan 代表 黒田 誠
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新年のご挨拶&真・MFC千夜一夜物語 第267話 コンバージョンファクターは1つではない その4


2019年 亥年 新年あけましておめでとうございます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

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本年もマスフローコントローラ(MFC)&マスフローメーター(MFM)に関する記事を定期的にアップしていきたいと思っております。
どうぞ当ブログを宜しくお願いいたします。


2019
年一回目の更新は、真・MFC千夜一夜物語 で、ラスボスCFとの戦いの第4回目をお届けします。

 

CFへの流量レンジ影響

 第4回目ではマスフロー(MFC&MFMの総称)の流量レンジを変えることでのCFへの影響を確認してみましょう。

ブロンコスト社(Bronkhorst High-Tech B.V.で、流体をアルゴンガスの 大流量MFMモデルでF-113AC-1M0を選定して、このモデルの流量下限フルスケールのFS600SLMと、上限のFS2500SLMを選んでみました。
それぞれ空気換算すると400SLM1670SLMです。
ブロンコスト社で大流量モデルはコンプレッサーエアーが基準流体になります。
この流量レンジで純度の高い窒素ガスを校正用にドバドバとはは使いたくないですよね。
両レンジでCFが大きく変化しているのが下図でわかります。

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600SLMでのCF1.422100FS、ところが2500SLMでは1.562100FSです。
興味深いのは、FS2500SLMモデルの 250SLM10FSでのCF1.404であることです。600SLMモデルの同じ流量ポイントとなる250SLM41.7FSで計算するとやはり1.404なのです。
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の変化はアルゴンの流量レンジが大きくなるにつれ、1.4221.568と大きな値に変化していきます。

今度は流体を変えて水素で見てみましょう。(下図)
ここでまた不思議な現象が確認されます。

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水素ではアルゴンと逆の現象が起きるのです。
モデルの最小レンジであるFS400SLMでのCF0.9766100FS、これが最大レンジであるFS1400SLMでは、なんと0.8735100FSとなっています。
アルゴンとは逆に流量レンジが大きくなるにつれ、CF0.97660.8735と小さくなってしまうのです。

実はDecoはこのマルチCFの罠にしっかり嵌って、失敗をしたことがあります。
なまじっか経験が長い為に、“空気と水素のCFは、ほぼ近似していて1である。”というシングルCF時の知識で、「空気換算1670SLMF-113AC-1M0が作れるのだから水素も同じはず・・・」とFLUIDATで確認せずに顧客仕様を決めてしまったことがありました。
蓋を開けたら0.8735倍の1459SLMしか流れないわけで、平謝りして納入前に流量レンジをFS1400SLMに下げてもらったのです。
まさに“生兵法は怪我の元”ですね?お恥ずかしい限りです。

 

今回の比較で興味深いのは、アルゴンも水素も25FS程度の低流量域から100%FSまで大きくCFが曲がっていることです。
これは巻線式センサーで分流構造をとるマスフローにはつきまとう“分流比”の変動が要因と考えられます。
一般的な巻線型のマスフローで採用されている熱式センサーは、測定対象である流体を全量測っているわけではありません。
流量センサーに流れるのは510ml/min程度の流量であり、残りはすべて層流素子(バイパス)部を流れるように設計されています。
これはセンサー管内の流れを層流で維持する為であることは、今までの連載で何度か解説しましたね?

ここで問題になるのは、このセンサー管と層流素子の分流比率です。
その分流比率は、どんな場合でも一定にはならないのです。
高圧から真空(subatmosphericレベル)までの圧力条件、微小流量から大流量までの流量レンジで一定の分流比の維持は難しいのです。
また、ガス種により、アルゴン、二酸化炭素のような重いガス、水素のような軽いガスでは、自ずと校正に使用する基準ガスである窒素や空気とは異なってきてしまうのですね。

 

【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】by Deco EZ-Japan


2018年末に当たって~年末年始休業のご案内

2018年も最後の更新となりました。
今年もお会いした読者の方々から、「ブログ読んでます!」「計測技術、楽しみにしてます!」というお声に力を頂けました。
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年内最後の 日本工業出版(株)計測技術 1月号のマスフロー千夜一夜物語~質量流量計の基礎~ は、特殊記事との兼ね合いで休載です。
原稿執筆は既に51回まで脱稿していますので、来年の2月号以降をお楽しみに!

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<出典:ブロンコスト・ジャパン(株)>

日本の半導体製造最盛期にデビューして、マスフローの虎の穴のような環境で育ったDecoですが、そのせいか早い段階で身体を壊し、一度は生死の境に踏み入ってしまったこともありました。
拾った命をお世話になった業界に役立てたいと、”マスフローマイスター”、途中から更に”エヴァンジェリスト”を名乗り、EZ-Japanを開業してもう5年目です。
開業後は「ビジネスは常にフェアープレイ」を信条にやってきました。
お客様との関係は、互いにフェアに、互いに納得できるポイントを目指して、”勝ち組や負け組のない世界のビジネス”を来年以降も進めていきたいと思っています。

EZ-Japanは年末年始休暇として、12/29(土)~1/6(日)までお休みさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

それでは、皆様、よいお年をお迎えください!

EZ-Japan Deco こと 黒田 誠

ブロンコスト・ジャパン(株)との提携 3年目に入ります

早いもので、11月でブロンコスト・ジャパン(株)さんとの業務提携も3年目に突入します!
EZ-Japan HPもよりブロンコスト色を強くした内容にマイナーチェンジを果たしました。

EL-FLOW Prestige application
出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

オランダの会社で、100%オランダ生産という事もあり、正直色々とあるかなぁと思っていましたが、始めてみたらそんな懸念は吹き飛びました。
品質、納期ともに非常に安定しており、毎日のように納期遅れ問題で走り回った某社の頃が過去の悪い夢に思えてくるほど快適に仕事ができてます。
この夏に納期がかかってしまった時期もありましたが、それも良いものを出すためにとった品証判断により出荷停止処置の影響であったので、むしろ昨今話題に上る検査結果を改ざんして出荷するような日本のメーカーとは異なる、製造に対する責任感をお客様に理解いただけました。

特に素晴らしいのは、そのユニークな開発姿勢とニッチなマーケットを追求する営業姿勢です。
良いものを満足いただけるフェアーな価格で顧客様に販売できるという事の喜びは、営業という仕事のストレスを低減してくれます。

サーマルマスフローの究極であるEl-FLOW Prestigeシリーズ
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出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

小流量域で他の追従を許さないコリオリマスフロー mini CORI-FLOWシリーズ
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出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

CTA(スルーフロー技術)タフで堅牢なMASS-STREAMシリーズ
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出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

本質安全防爆構造 TIIS認証を取得した 防爆型 EX-FLOWシリーズ

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出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

超小型マスフロー IQ+FLOWシリーズ
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出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

こういった他社にない素晴らしい製品が揃っていますし、更に新製品が続々と出てくる予定です!

ブロンコスト製品の”エヴァンジェリスト(伝道者)”として、皆様にこの良さを知っていただけるよう頑張っていきたいと思っています。
「マスフローマイスターであり、エヴァンジェリストこそがDecoの天職だ!」と勝手に思っておりますので、お気軽にお声がけください。
マスフローを抱いた渡り鳥(古い!)ではないですが、日本全国のマスフロー、流量計でお困りの皆様のお役に立てたらと思っております。
それが2012年に一度は命を落としかけて救われた後の人生の使命だと考えていますから!

EZ-Japan "Deco"こと 黒田 誠




EZ-Japan(イージージャパン)Deco こと 黒田です。 2014年6月開業です。流体制御機器マスフローコントローラーを中心に”流体制御関連の万(よろず)屋”として情報発信しています。 日本工業出版「計測技術」誌で”マスフロー千夜一夜物語”の連載中です。
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