【お知らせ】

今まで本ブログは、"EZ-Japan BLOG since 2017”と "真・MFC千夜一夜物語”@niftyココログ版の2つで同時連載進行を行って参りましたが、既に告知の通り2019/5/11をもって@niftyココログ版の方を終了させていただきました。こちらのブログ"EZ-Japan BLOG since 2017"版での連載は、変わらず続けて参りますので、どうか千夜一夜=1001話にたどり着く迄、宜しくお願い申し上げます。

 

もう一つのMFC千夜一夜物語が掲載されている日本工業出版さんの「計測技術」誌 201910月号(9/25発売)は、連載はお休みです。でも、その分11月号では大ボリュームでお届けできる予定ですので、お楽しみに!

 

10/30(水) 日工セミナー2019「微小流量計測の動向と選定事例」で講師を務めます!


 

今回は質量流量計に対して体積流量計の解説編として、面積式流量計、差圧式流量計、カルマン渦流量計、タービン式流量計、超音波式流量計、電磁式流量計をゲストに招いて、そのさわりの部分の解説を行ってきました。

今まで解説した分を、その分類と、ストロングポイント/ウィークポイントを整理して一覧表を挙げておきます。

第9図


 
ブログのタイトルが“マスフロー千夜一夜物語”ではなく、“ボリュームフロー千夜一夜物語”に変わってしまったような試みでしたが、ユーザーが必要としている流量計を選定するという意味では、質量流量計/体積流量計というカテゴリーに拘る必要はないのです。

体積流量計の解説を行う事で、質量流量計である熱式とコリオリ式をより理解することも可能になるかとも思います。
「敵を知り 己を知れば 百戦 危うからず」という孫子の言葉を、Decoは講習会の締めの言葉でよく披露します。
「敵=コンペ・流量計全般」であり、「己=自社製品」と考えてもらえばいいのです。
質量流量計も体積流量計も同じ流量計です。
興味を持たれた方は、この機会に熱式、コリオリ式以外の流量計に関しても、知識を取得するチャンスを持たれてはいかがでしょうか?

 

連載300回目で、こうやってマスフローの所属する流量計というカテゴリーに関してまとめさせて頂けたのは、奇遇なのかもしれません。

これからも1001回を目指して連載を続けていこうと思いますので、宜しくお願いします。

 

【あなたにMFCの夜が来る~真・MFC千夜一夜物語】by Deco EZ-Japan