ブロンコスト・ジャパン(株)から超音波流量計ES-FLOWの仕様が一部変更のお知らせが来ています。
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ES-FLOWシリーズ 出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

従来モデルのES-FLOW MkⅠ と 新バージョン MkⅡの大きな変更点は以下の通りです。

・最小流量レンジ:4...200 ml/min → 2...100 ml/min へ
・精度:±1% R ± 1 ml/min  → ±0.8% R ± ≤ 0.4 ml/min へ
・流体温度: -10 … 90 °C → -10 … 90 °C (ただしSIP時最大140°C)

・その他 MkⅡでは衛生規格:3-A対応(トリクランプフランジ付きの製品のみ)、3-A対応のエア駆動ダイヤフラムバルブGEMÜ 650と組み合わせ可

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ES-FLOWとGEMÜ 650と組み合わせ例 出典:ブロンコスト・ジャパン(株)

【ES-FLOW MkⅡの特長】
・超音波を使用して、小口径チューブ内で、高精度・高直線性・低圧力損失で、2...100 ~ 30...1500 ml/minの微小流量を測定するように設計されています。

・液体は、流体密度・温度・粘度とは無関係に高精度精度(±0.8% R ± ≤ 0.4 ml/min)で測定することができます。

・ゼロデッドボリュームのストレートセンサーチューブにより、流量計はセルフドレイン構造です。

・オービタルTIG(Tungsten Inert Gas)溶接は衛生的な接続を可能にしており、この機器は衛生的な用途にも使用頂けます。それ以外の御用途では、食い込み継手(SWLタイプ)を装備することも可能です。

・接液部はステンレススチール(SUS316L相当)です。

・外部保護等級は防塵防水規格IP67です。

・ユーザインタフェースは静電容量型タッチスクリーンであり、情報の読み取りと機器の操作のためのTFTディスプレイを備えています。

そしてここが他の超音波流量計には無い特長なのですが、ES-FLOWの標準搭載のPIDコントローラーを利用して、コントロールバルブまたはポンプでの本格的な流量制御や、GEMÜ 650のようなエア駆動ダイヤフラムバルブを接続してキレのいい連続液体供給も可能です。
 

バージョンアップでより微小流量域への対応可能になった超音波流量計ES-FLOW MkⅡ
興味を持たれた方は、EZ-Japan までお問い合わせください。

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