EZ-Japan BLOG since 2017 真・MFC千夜一夜物語

EZ-Japanブログは、真・MFC千夜一夜物語という流体制御機器=マスフローコントローラ(MFC)の解説記事をメインに、闘病復帰体験、猫達との生活が主なコンテンツです

コリオリ式

春ですね。そろそろマスフローもリニューアルしませんか?

春ですね。
Decoの住む辺りは桜も満開です。

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と、言いながらこの写真は少し前の物なのですが・・・
なぜかと言うと、この週末は天気が悪くなり、良い写真が撮れなかったのです。
ごめんなさい。

さて、皆さんの中にもこの4月から新しい環境、進学や就職、転職、人事異動・・・などで新しい環境に飛び込まれた方もおられるかと思います。
新しい環境で新しいマスフローを!というのはいささか強引なのですが、ここにきてリニューアルを検討されている方もおられるかと思います。

Decoがお薦めするのは、オランダのマスフローメーカー ブロンコスト(Bronkhorst High-Tech.B.V.)です。
えっ?ずっとそうじゃないか!って?
それはDecoが”押しかけエバンジェリスト”を務めさせてもらってますからね。

今日は「Decoさんは、なぜブロンコストを勧めるの?」というご質問に対して、簡単にお答えしましょう。

① 流量、圧力範囲が広く、ラインナップが豊富なこと
ブロンコストの熱式マスフローは、最小フルスケール0.7Nml/min(SCCM)から最大フルスケール11,000m3n/hまで、そして圧力定格(耐圧ではなく定格です!)70 MPaまで流量測定&制御できるラインアップを持っているメーカーです。
あなたのお探しのマスフローが必ず見つかるのではないでしょうか?

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出展:ブロンコスト・ジャパン(株)

②微小流量コリオリ式マスフローのオンリーワン的存在!
ブロンコストは熱式だけでなく完全な質量流量計であるコリオリ式のマスフローを得意としているメーカーです。

コリオリ式は、流体の物性や混合比率、もちろん環境温度や圧力の変化に左右されず測定が可能な唯一の流量計です。
昨今では製薬分野や、リチュームイオンバッテリーの製造工程、チョコやグミ等のお菓子類の製造等に幅広く採用されています。
更にコリオリ式マスフローメーターで測定した質量流量い合わせてポンプの回転数を制御するようなシステムへも展開させています。
こんなユニークな技術を持っているのはブロンコストぐらいでしょう!

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③多彩なネットワーク対応!
これは若い層にアピールするポイントなのですが、ブロンコストは、フィールドバス、産業用イーサーネットの対応に力を入れています。
なにせ自社でFLOW-BUSというフィールドバスまで作ってしまうくらいですから!
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出展:ブロンコスト・ジャパン(株)

特に昨今では産業用イーサーネットが大きくシェアを拡大しています。
もちろんブロンコストは、EtherCAT , PROFINET , EtherNet/IP , Modbus TCP そして一部機種ではPOWERLINKなどにも対応しています!

詳細はこちらの記事”産業用イーサーネット vs フィールドバス マスフローでの対応”をお読みください!

まだまだあるのですが、この3つだけでもこれからマスフローをリニューアルされるなら、ブロンコストを検討頂かない理由はないのではないでしょうか?

マスフローマイスター Decoのお勧めする今一番元気なマスフローメーカーです!

EZ-Japan ここでもう一押し! 


【再掲】ブロンコスト 無料ウェビナー開催!「コリオリ式マスフローメーター(MFM)+ポンプシステム」

明日になりましたので、告知を再掲します。

11/30(火) ブロンコストでコリオリ式マスフローメーター(MFM)+ポンプシステムのウエビナー"How to improve your metering pump?"が開催されます。

EZ-Japan のブログ記事でも”マスフローポンプ”、”質量流量ポンプ”という名前で何度も取り上げましたが、このシステムは現在世界的にスマッシュヒットとなっています!
ポンプが吐出する液体流量をコリオリ式MFMで測定し、内蔵したPIDコントローラーでポンプの回転数をダイレクトで制御するという画期的な液体供給システムです。

このシステムは四季の移り変わりによる環境温度変化やタンクの残液量に影響を受けず質量流量で制御が可能です。
ロードセルで測るのと同等以上の精度で投入する液体の質量での管理が可能になります。
しかも、あくまで流し込んだ結果を測るロードセルより、投入する過程で質量流量で測定するこの方式の方がスループットは向上します。
もちろんコリオリ式ですので、流す流体の種類に影響を受けません。
つまり生産工程で品種に応じて添加する液種をスイッチする場合も、システムの再校正の必要はなく、短時間でセットアップが可能なのです。

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【コリオリ式MFM+ポンプシステム 出展:ブロンコスト・ジャパン(株)】
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今回Bronkhorst本社にて11月30日に、コリオリ+ポンプシステムのウエビナーを実施されます。
*日本を含むアジア地区は11月30日16:00のコースがセットアップされています。

お申し込みは以下のリンクから。



リンク先をクリックしますと以下の画面が現れます。
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項目を入力orチェック頂ければ、どなたでもご参加頂けます。
以下に日本語の注釈をつけてありますので、参考にして登録してみて下さい。
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是非皆さん、ふるってご参加下さい。
前にも書きましたが、英語でのウエビナー、ということで躊躇される向きもあるかもしれませんが大丈夫です。
同じ英語を第2言語として学んだオランダ人の英語は日本人の我々にもわかりやすいのです。

EZ-Japan ”Deco””こと 黒田 誠

新製品 圧力ポンプ その1

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、ブロンコスト・ジャパン(株)さんにもずいぶんご無沙汰だなぁと思っていたある日、ブロンコスト/マスフローのBlogで「新製品 圧力ポンプ」という記事を見かけて、早速資料をもらいました。

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【出典:ブロンコスト/マスフローのBlog より】

ブロンコスト/マスフローのBlog 引用開始)
モデルは3種類ラインナップ:
①1μL/min から 3,000μL/min (3mL/min)
②10μL/min から 30,000μL/min (30mL/min)
③0.5ml/min から 500mL/min

の各流量レンジを≒1:100で選択(ユーザー様でレンジ変更可能)です。
(*流体の粘度や密度によってはレンジ幅が変更になるケースがあります)
ブロンコスト/マスフローのBlog 引用終了)

との記事から、「ふむふむ、内蔵しているのは miniCORI-FLOW だよね~」と察しは付きました。
従来のギアポンプで送る方式(下の写真と図参照ください)では、微小流量対応ができませんでした。

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【出典:ブロンコスト・ジャパン(株)】
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ギアポンプ+miniCORI-FLOWの動作フロー

そこで「液タンクをガスで圧送する方式+コリオリ式マスフローメーターで質量流量測定して、流量制御バルブをフィードバックコントロール」という形かと推測したのでした。

詳しい情報はまた後日お知らせしますが、微小流量を高精度で測定&制御するには、ただ上記の組み合わせをボックスに入れただけでは、難しいのです。
その辺りにノウハウがありそうな気がするので、アフターコロナになったら取材に行ってきますね。

EZ-Japan ここでもうひと押し by Deco

ブロンコストコリオリMFMが国内防爆規格取得!

ブロンコスト・ジャパン(株)より、同社の耐圧防爆型コリオリ式質量流量計(マスフローメータ)mini CORI-FLOW Ex-d シリーズ が国内の型式検定に合格したとの発表がありました!


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mini CORI-FLOW Ex-dシリーズ  出展:ブロンコスト・ジャパン(株)

「今までも”ブロンコストのマスフローが、TIIS本質安全防爆規格をとったよ!”とDecoさんは言ってませんでした?」というお声も聞こえてきそうですが・・・
それはガス対象の熱式流量センサーを搭載したEX-FLOWシリーズの事ですね?
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EX-FLOWシリーズ 出展:ブロンコスト・ジャパン(株)

今回の防爆構造対応モデルはコリオリ式流量センサーを搭載したマスフローメーターなのです。
防爆規格も本質安全防爆構造ではなく、耐圧防爆ケース(Ex d box)にmini CORI-FLOWが収納され、全ての電気配線は、耐圧防爆ケースに直結された電気ハウジング部のネジ込み式のターミナルにより接続される形になり、企画としては、耐圧防爆構造(db) 安全増防爆構造(ed) になります。

検定合格証はこちらからDL下さい↓
防爆構造電気機械器具型式検定合格証 

発火度、爆発等級及び機器保護レベルは、国内防爆 (IIB T6 Gb) 、IEC Ex認証 (Ex d e IIB T6 Gb) 、およびATEX認証 (II 2 G Ex d e IIB T6 Gb)  となります。

【参考資料1】
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【参考資料2】
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最小流量レンジ:0.1...5 g/h から 最大流量レンジ:0.3...30 kg/h 
微小流量の液体とガスの測定にご利用頂けます。

詳細はEZ-Japanまでお問い合わせを!

EZ-Japan MFCニュース by Deco

Holland High Tech Pavilion Seminar (オランダ ハイテク セミナー)

本日はセミコン・ジャパン2018 2日目です。
ブログも号外です!
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今回のオランダハイテクパビリオン(東ホール1 1602)の参加企業の一員として、ブロンコスト・ジャパン(株)さんの企業紹介がありますので、セミコン会場にお越しになるようでしたら、是非ご来場ください。

Holland High Tech Pavilion Seminar (オランダ ハイテク セミナー)

開催時刻:12/13(木) 15:00 ~15:50
  
セミナー会場:Tech SPOT WEST 東ホール1

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Decoは所用で参加できませんが、ご来場の方はふるってご参加の程、宜しくお願いいたします。

EZ-Japan MFC ニュース by Deco

EZ-Japan(イージージャパン)Deco こと 黒田です。 2014年6月開業です。流体制御機器マスフローコントローラーを中心に”流体制御関連の万(よろず)屋”として情報発信しています。 日本工業出版「計測技術」誌で”マスフロー千夜一夜物語”の連載中です。
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