7/7七夕の日の未明、我が家の愛猫”ルル”が13歳で虹の橋を渡っていきました。

一昨年10月にネオ、12月にいすかを失くしてから、昨年10月に保護猫のエドとアルを引き取り、再び猫4匹体制(我が家の猫定員Max状態ともいいます。)に戻っていたのですが・・・

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ルルは我が家がさいたま市へ来て第1世代に当たる4匹の最後の子でした。
年齢はネオの方が半年若かかったのですが、先に逝ってしまってので、ネオと特に仲の良かったルルはさみしかったかもしれません。
小さい頃は無邪気に僕の膝で遊んでいたのですが、避妊手術をしたあたりから急に人見知りが激しくなり、引きこもりがちの子でした。
コロナ禍以前に我が家に遊びに来てくれた友人たちも、「そういえば猫は4匹いるって聞いたけど、あと1匹はどこにいるの?」と必ず聞かれるくらいに、机の下や本棚の陰にいつも隠れ家を設けて、引きこもりがちなおとなしい子でした。

うちの第2世代のリビがやんちゃな茶トラなのですが、ルルとの相性が悪く、おびえて逃げることが多かったのですが、それに加えてやんちゃな男の子が2匹来たので、この半年は老齢のルルだけは別の部屋で暮らしていました。
相方の寝室にもしていたので、大好きなママと一緒に暮らせてルルにとっては幸せだったのかな?と。
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部屋を分ける決断をしたのは、リビがルルの隠れ家の本棚で暴れて棚を落としてしまい、それで頭を打ったルルが口の中を切ってから、食が進まなくなったせいでした。(歯槽膿漏が進行していたところを、衝撃に対して歯をかみしめたせいで悪化。)
基本的に相方にしかなつかないので、具合が悪くなったらどうしようかなぁ・・・と思っていたのですが、やはり相方無しではエンゼル動物病院さんへ連れて行くのも大変でした。
それでも点滴を打ってもらったりして、問題のグラグラの歯も抜け落ちた後は、食が回復してがつがつ食べていたのですが、ここ1~2週間で急激に食が細くなって痩せて、ついに体重1.5kgを切ってしまい、毎日点滴で命を繋いでもらっていたのですが・・・

先生の見立てでは、老衰にょる腎機能低下だったようです。
7/7の夕刻に、家族立会いで荼毘に付してもらいました。
いつ聞いても火葬場のドアの閉まる音は、陰鬱な気分になるものです。
七夕の夜、あいにくの雨でしたが、ルルは天国への階段を登っていきました。

そういえば不思議な事があり、ルルが亡くなる前日に、風呂に入っていると外から、ネオの鳴き声が聞こえてきたのです。ネオは甘えるときの鳴き声が、しり上がりに音程が上がる、ちょっと変わった鳴き方をする子だったので、聞き間違える事はありません。
そして、翌朝にはどうやっても猫が入り込めないようにガードして置いた、リビングのTVやブルーレイレコーダー等の電源集中スイッチが切れていました。
このスイッチは、ちゃんと押さないとON/OFFできない構造で、しかも猫が入り込めないよう防御してありました。
今まで人間が意図的に操作しない限り切れたことが無いスイッチなのに・・・
ネオがお迎えに来て、遊んで行ったのでしょうか?
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ネオとルル

「ルルたん、よくがんばったね!天国でネオと仲良く遊んでね。
産まれかわったら、今度もうちへ来るんだよ。その時は、僕とももっと仲良く遊ぼうね。」


EZ-Japan "Deco" こと 黒田 誠