久しぶりの”Decoの徒然日記”です。

この新型コロナウイルス感染症(COVID-19)下の世の中、すっかり知り合いと呑みに行ったりすることもなくなり、かといって家族がやっているオンライン飲み会的なものにも抵抗があり・・・
Decoはどちらかと言うと新しい物好きなので、本来そういうのはすぐに飛びつくのですが・・・

ビフォーコロナ、その頃(マスフローメーカーに居た頃です)は呑んで、二次会はカラオケというのが、のDecoのパターンでした。
カラオケでのDecoの持ち歌は、その昔流行った アラジン”完全無欠のロックンローラー”(youtubeで探してみて下さい)という歌のオリジナル替え歌 
”完全無欠のマスフローコントローラー” という歌でした。

替え歌の大意は「うちはトップのマスフローメーカーじゃないけど、作ってるマスフローは完全無欠だぜ!でも、世間にはいまいち認められてないけどな!売れてないし・・・クソー!」なんて他愛もない歌なんですけど、サビの部分は工場の作り手の皆さんにも大うけでした。

♪完全無欠のマスフローコントローラー 
あたいら市場で無視されて
マスフローだけで食っていく 
馬鹿にするなよ ××社の××!♪ 


すみません、××はさすがに実名なんで出せません・・・

おバカな時代だったと思います。
でも、今のメーカーさんは、「うちの技術は世界一!うちのマスフローコントローラーは完全無欠!」と思って仕事ができていますか?

どこかのお客さんがこう言うから・・・
参入する為には、同じものを作らなきゃ・・・
確かに一つの戦略なのですが、それじゃMFCなんて、最後はどこが作って物も同じになってしまいますよね?
上記の導入戦略+アルファ ”完全無欠のマスフローコントローラー” アピールが欲しいよねと思ってしまいます。

Decoはここ数年、オランダのBronkhorst HIGT-TECH B.V. さんと付き合っていますが、彼等にはそれがあります。
「うちのマスフローはすごくいいぞ。なぜ日本のお客さんたちは、使わないのかな?」
という台詞が、決して売らんかなの営業向け販促トークではなく、本気(マジ)でそう思ってるんだなぁと感じる事があります。

日本のマスフローメーカーさんも元気を出して、完全無欠のマスフローコントローラーを作りましょうよ!
作るためには、自分たちは何をもって完全無欠なのか?という根拠が無いとだめですよ。
どこかのマスフローに似ている無難なものを作ってたらじり貧で、逆転なんてできるわけないですよ。

最初、市場で馬鹿にされると思いますけど、いいじゃないですか、言わせておけば・・・
「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」とでもうそぶいてればいいのです。
ああ、でも今は味方の陣地の高ーいところからも同じように攻撃されますよね。

♪ファイト 闘う君の唄を 闘わない奴らが笑うだろう ♪ 中島みゆき ファイト! より

組織にはいるんですよ。
「選択と集中」とか「コンプライアンス」とか、どこかの誰かが言っていた台詞のコピー魔の人たちが・・・
Decoはサラリーマン時代、よく「1台でもマスフロー売ってきてから言え!」的な事をすぐ言ってしまいましたが、それは皆さん、絶対にマネしないでくださいね!

Decoの徒然日記