久しぶりの”EZ-Japan ここでもうひと押し”のコーナーです。
今日は久しぶりに、ユーアイニクス(株) (大阪府堺市)のユニークな新製品:換気チェッカー「KC10」を御紹介します。

ユーアイニクス(株)さんといえば、MFC(マスフローコントローラー)やMFM(マスフローメーター)の流量表示器や専用電源を作っておられるメーカーさんとして、Decoも何度かこのコーナーでご紹介してきましたが、今回はそこからうって変わって、巷を騒がせるCOVID-19 (新型コロナウイルス)による感染症予防の為の避けるべき三密の一つ”換気”の目安となる換気チェッカー「KC10」を開発されて、発表されました。

以下HPからの引用です。

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新型コロナウイルスの感染予防対策として、換気はとても重要です。
 政府からも感染予防として室内の二酸化炭素の濃度を1000ppm以下に保つことが推奨されています。 換気状態を見える化するのが「換気チェッカー」です。

設定不要ですぐに使える
換気チェッカーは電源を入れればすぐに使えます。
難しい設定は不要です。

360度どこからでも色の識別が可能
三色の色の変化で換気状態をお知らせします。
360度どこからでも色の判別が可能なので視認性に優れています。
換気状態を適切にコントロールできれば、窓を開け続けて寒さや暑さに耐える必要はありませんし、冷暖房にかかる電気代の節約にもなります。
また、眠気防止や作業効率が下がることを防ぎます。


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NDIR=Non Dispersive InfraRed

NDIR方式はNon Dispersive InfraRed(非分散型赤外)方式の略で、二酸化炭素が赤外の波長の光を吸収する特性を利用しています。
高い精度、高い信頼性が特徴です。
必要換気量を満たしているかを確認する方法として、二酸化炭素濃度の計測を推奨している厚生労働省もNDIRセンサーが扱いやすいとしています。
換気チェッカーが採用しているNDIRセンサーは自己校正機能が付いているため、校正の必要がありません。
余計な手間がかからず、メンテナンス性に優れています。

引用ここまで




Youtubeに動画も上がっていますので、ご参考まで。(音声が出ますのでご注意を!)

新型コロナ対策だけの為ではなく、部屋のCO2濃度を維持管理する事は、各法律で定められています。

ビル衛生管理法では、延床面積3,000平方m以上の建物は、室内のCO2濃度を1,000ppm以下で維持管理するよう書かれています。
労働安全衛生法事務所衛生基準規則では、CO2濃度は5,000ppm以下と規定されていますが、空気調和設備により調整が可能な場合には1,000ppm以下と書かれています。

この換気チェッカーは、在宅勤務が主体のDecoも使ってみたいなぁと思える一品ですね。
興味を持たれた方は、EZ-Japan Decoか、ユーアイニクス(株)さんHPまで!

EZ-Japan ここでもうひと押し by Deco